ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

十字架と空

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十字架を背負い死刑台に立つ男の映画を見たことがある

茨の冠をかぶせられ歩き続ける

キズだらけになりながら死刑台に向かう

希望じゃない

絶望でもない

苦しみでもない

恐怖でもない

多分最後まで人を憎んではいなかった

むしろ愛していた

神様は信じてないけれど

多分全て伝説だけれど

宗教とかそういうのを抜きで人として尊敬した

ただそれだけの話し



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映画『パッション』2004年
スクールオブロックとホーンテットマンションを見に行って間にご飯を食べに出ると2時間以上あったのでついでに見た映画。(当時の私はレディースデイに月一で映画を3本見ていた)
ついでに観るような映画じゃなかった。
日本はその宗教があまり浸透していないからいまいちだったみたいだけど、結構な衝撃を受けた。
人があそこまで非道になれるのか、あそこまで無力なのか、そしてあそこまで優しくなれるのか、なにやらまだまだ大人になりきってないおこちゃまな私はココロ揺さぶられたわけですよ。
なのでいまだに印象深い映画です。