ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

カメラ実験と考察:絞りの実験編

一眼レフカメラを持ち始めて(といっても半年だけどさ)、ずーっとよくわからなかったことが『絞り』
これの数値を変えると何が変わるんだ?どうなるんだ?と、本を読んだけれどカメラを使い慣れてなくてわからなくなるばかり。
しかし、ふと思った。
たくさんの人のブログや本やホームページなどを読ませていただいて、カメラの機能もわかってきたことだし、『解らなければら実験すればいいじゃなーい』(マリーアントワネット風)

ということで、いろいろな媒体で調べた時にやっていたことを実際に実行してみることにした。

さて、楽しいお勉強の時間のレポートです。

まず、第一段階。
公園のベンチに座って、『絞り優先モード』で絞りを変えて景色にどの様な変化があるか実験と観察。
開放から徐々に絞っていくと・・・なるほど~だんだん画面全体がくっきりしていく。(背景が特にわかりやすい)
そう言うことか!
でもって、さっそく家でも実験。(明るさの環境が変わらないからね)
被写体はアレだけども、まぁ、これが実験結果です。

条件は 室内 蛍光灯下 ISO800 48mm ホワイトバランスオート 明るさ等の補正なし 3脚使用

イメージ 1

絞り:F4.8 シャッタースピード:1/8

壁に貼ってあるニセぺこちゃんの絵がぼやけています。
なぜ画面が暗いのかなぁ~これは後々解明します。


イメージ 2

絞り:F22 シャッタースピード:2.5

ニセぺこちゃんの全貌が明らかになりつつあります。
絞り値を上げるとシャッタースピードが遅くなります、あたりまえっちゃあ当たり前なのですが、シロートなのでここは丁寧に考えていこうと思います。

『絞る』ということを私なりに解釈すると、人間が物を観察するときの状態にたとえた場合。
『絞り値を上げる=景色を時間をかけてよく観察している』という状態であると考える。と言うことは手前だけじゃなく奥の景色もよく確認するわけで・・・それをカメラに当てはめると、『絞る=物をよく見る状態にする(集中ッ!)状態』にすると遠くの景色までかっちり見えるようになる、私なりの解釈なので、わかりづらいだろうな。
逆に、『絞り値を下げる=景色の中にある主要な物を時間をかけずに観察している』という状態と考えると、『解放=時間が忙しいから今回は手前の木だけしっかり覚えてあとの景色はおぼろげ~(集中してない)』って状態かな。(まるで私のよう)
感度はたぶん観察した物を描く紙の質だと思います。(コピー用紙ISO200・画用紙粗目ISO400・キャンバス地ISO1000みたいな~?クレヨンで描くとその差は歴然なり!)

あ・・・前ピンの実験しかしなかったけど、後ろにピントを合わせた場合はどうなるのだろう。
やっぱり絞ると後ろにピントを合わせていても、手前にもピントが合ってくるのかな。
これもまた実験してみよう。

イメージ 3
絞り:F32 シャッタースピード:4

ニセぺこも見えるようになりました。
果たしてこれでピントが合ってるか、よくわかりませんが、少なくとも見えるようにはなりました。(私にはまだまだ甘い気がしますよ~後ろの方)
シャッタースピード4秒!長っ!3脚なかったら出来なかった!

自分なりの結果としては・・・夜撮りでピントを合わせたいならちゃんと3脚もって行け!
絞るとぼけが少なくなる、解放するとぼけが激しくなる、って感じですかね。(単純に言うと)
なんとなーく絞りの原理は理解した。後々もっとまともな説明が出来るようになるでしょう。

解釈が私流で解りづらいと思いますが、間違いがあったらお手数ですがご指摘下さい。



------追記
ファインダー越しでは写真のようにぼけに差はないように見えました。
めがねのせいかな?
そういう仕組みなのかな。
よくわかりませんが、ぞれが謎。
今日もう一度実験。



撮影協力:ニセぺこちゃん・ドールのハルさん・妹2号(テレビを見てるところ失礼しやした)