ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

たとえば

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いつかいなくなるとわかっていたら

なにができただろう

たとえば

わたしにもっとなにかできたなら

こんなきもちにはならなかっただろうか

そんなはずはない

だれかをうしなうことは

こころのいちぶをうしなうこと

いまなにができるだろう

いまなにをするべきだろう

うしないゆくひとをまえに

わたしは

なにもできないでいる

もっともっとやりたいのに

じかんがたりないよ

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ばあちゃんがまた入院して。
寝たきりになってしまって。
ときどき起きていてお話しするけど病院の中ではいろいろを取り違えていて普通の話ができない。
不思議なことに家に帰ってくると元のいろいろわかるおばあちゃんに戻る。
早く退院できると良いね。
けれどどんどん弱っていく。
歩けなくなって、寝たきりになって、内蔵の機能が低下してむくんで入院して。
だんだんと『そのとき』を覚悟しなくてはいけないのかな。