2008-11-17 蜘蛛の糸 詩 #その他趣味 目を開けた 木々の生い茂った茂みの中 起きあがろうともがいて 右手で蜘蛛の巣を壊した 蜘蛛の糸が指からほどけない 起きあがろうと もがきあがく 頭上に広がる 女郎蜘蛛の巣 よく見ればあたり一面 蜘蛛の巣に囲われていた 虫が嫌いなので 私は起きあがることをあきらめ 目をつむった 瞼をあけると まだ暗い部屋の天井が ぼんやり見えた 朝の4時 夢の話。