ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

100.貴方というひと(自分のことを独白)

これで、100話全て書き終えます。シリーズ状になってるものが中途半端になっております。
それについては、今後ちょっとずつ消化していきます。
義務でなく、かきたくなるときがあるから。
では、100話目お楽しみ下さい。

生まれてからずっと、市内から出ていない。
5回引っ越しをしたけれど、町内を移動しただけだったり隣の町内会になるだけだったのでほとんど環境は変わっていないと思う。
小さい頃は髪を伸ばすまで、なぜか毎回男の子に間違われていた。
多分、落ち着きがなかったせいだと思う。
今も落ち着きがなくて時々妹や弟に注意されたりするだめな大人である。
いやいや、ただ、好奇心大盛なだけなんですよ。
音楽はやかましいのが好きで、ライブも大好き、行ったらどんなアーティストであろうと楽しめ主義だけれど、レゲエとビジュアル系が苦手だ。それ以外なら演歌でも楽しめる。
ブログだけを見ていると、話しも上手なのかと思われるがこれは筆弁慶。
人と話すのはとても苦手だ。
なぜかというと、相手を観察したり言葉を考えている内に何となく話せなくなってしまう。
おそらく人見知りというやつなんだろうが、子供の頃はもっと酷い人見知りで初めて会う人は遠くからじっと見つめて観察して大丈夫そうなら近づく、野良猫のような子供だった(笑)
さらに多趣味である。
ざっと机の上を見回すだけでも、趣味の物がそこかしこに転がっている。
カメラ、鉱石標本、ドールの部品、筆ペン、インク・・・あげていけばきりがない。
よく、母に部屋を見渡され「お前の部屋って面白いよね」といって観察される。
ギターを弾かないのにピックまであるし、博物館で買ったポストカードをコルクボードに貼ったりしている、サボテンもいるし、本もたくさんある。
確かに、面白いかもしれない。
一見すると、女子の部屋には見えないかもしれない。
まぁ、友達連中の中でも「変わり者」と呼ばれている部類の人間であるから仕方がない。
最高の誉め言葉だ!!
変わり者=個性的、モノヅクリをする物にとって実にありがたい称号である。
いや、高校の頃にはむしろ「変態」とか言われていた・・・それは酷すぎるかなぁ・・・と少しだけ思った。
そんな変わり者のどこがいいのか、学生の頃はそれなりにもてていたのだが・・・アレ?今は?と言う感じである。学生の頃より、今だよ!今!!今を走ろうぜ!!少し興奮してしまった・・・すまない。
しばしば日記に登場しているが、高校生ぐらいからオタク活動いわゆる同人活動をしていた。
相方ユイトペンネーム・女子・小さい色白)とは高校で出逢いオタク活動を一緒にしていた・・・と言うか、今も相方だ。
やつは、小さくて見た目は小学生のくせにエネルギーだけはあるやつでまだオタク活動をしている。
オタク活動を始めたばかりは、週間少年ジャンプのマンガの絵をまねして色々描いていたが、だんだんジャンプが面白くなくなってきたので、自分で描いた絵を売り物にしたら同人即売会で案外売れた。
それでちょっぴり味を占めたマシタさん(当時は熊崎さん)ちっこい絵を描き溜めては2月に一度隣町付近で催されていた同人イベントに出始める。
毎回赤字ではあったけれど、赤字うんぬんじゃなく自分の絵を買ってくれて、誉めてくれて、喜んでくれて、楽しんでくれる。そんな人々がいることにとても感動したのを覚えている。
しばらくそんな日々が続いたのだが、じいちゃんとおばさんが連続して亡くなった年からかなり落ち込んで、絵も描けない日々が続いてしまってそのまま大学受験突入、生きてるのか死んでるのか訳が分からない頭で勉強がはかどるわけもなくついでに生徒会活動までしてたりして・・・あぁ、暗黒歴史の幕開けだ。
でもって、大学は受からないまま高校を卒業してしばらく家でニートをしていた。
犬と戯れ、家事をして、昼ドラを見て、本を読んで・・・。
半年ぐらいして、これじゃあかん!!と思った私は、手始めにバイトをすることにした。
決めてからの私は行動が早い、さすが落ち着かない人間、面接の翌日には近所の100円均一で働いていた。
その職場はいい人ばかりで、気づけば半年ぐらいで店長補佐の補佐みたいになっていた。
けれど、所詮バイト、大学に通っている友達や、会社員として働いている友達にもの凄く置いて行かれているという気持ちがして不安な毎日を送っていた。
そして、家庭内もとある事情から少々荒れてしまい、もうちょっと給料のいいところへと考えたとき派遣社員で某オーディオメーカーの修理センターで働くことにした。
部長はあまり好きではなかったけど、同じ課のおっちゃん達と仲良くなってやはり楽しい毎日を送っていたし、修理課のジョニー君(眼鏡、ジョニーデップに似ていた)もいたし最高の職場だった。
けれど、派遣会社が倒産してその会社にいられなくなってしまった。
私、当時19歳。
会社が倒産したときにどうすればいいか判らなかったので、ハローワークに行ったり、労働基準監督署に行ったり、毎日大変だった。
で、結局一月分の給料がちょっぴり少な目に振り込まれて事なきを得たが、もう派遣社員で働くのはいやだった。
半年ぐらい遊んで、寒くなってきた頃職探しに走ったが結局正社員になれたのは翌2月のことでした。
で、その会社。
初めは和気あいあいと仲良く仕事をしていたのですが、何がきっかけかは判らないが事務員の女性がひとりやたら嫌がらせをしてくるようになった。
初めは、気のせいか。と思っていたのだが、明らかにおかしいのだ。
どんどんエスカレートして、最後には分厚い書類を机の上に分投げられたりもした。
なので、上司に言ったところ気のせいじゃない?的なことを言われた。
別の課の部長に相談したら注意してくれたようだが、改善されないので嫌気がさして出社拒否してやめてやった(笑)
こんな風に私は時々底意地が悪い。
今の会社は親の会社。
毎日忙しくも楽しくも忙しく、時々社長(父)にむかっ腹をたてながらも上手くやっている。
私のことを25年分全て語れと言ったら語りきらないけれど、大体、こんな感じである。

余計な話ばかりしてしまったね。
100話もつき合わせて悪かった。
それでは、また。