ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

マラソン大会のあれこれ

私はマラソンが大嫌いだ。
そもそも走るのが遅いので、こしゃくな手を使い高校のマラソン大会では当たり障りのない順位をキープしていた。
そんなマラソン嫌いの私が今の時期になると、時々思い出してしまうことがある。

小学2年生の頃の話だ。
そのころからマラソンが嫌いで、中休みに校庭を何周走ったか色を塗るマラソンカードにはまったく色がなかった・・・と言うか、マラソンカードすらなくしてしまう始末。
見かねた担任の先生が、休み時間一緒に走ってくれることに・・・。
2周ぐらい走ったときだろうか、先生はマラソンを走るときの息の継ぎ方を教えてくれるという。
息の継ぎ方で走るのが楽になるなら、これはもう聞いておくしかない!
しかし、先生が教えてくれたのは・・・
「ひ、ひ、ふー・・・すって、すって、吐いて・・・」
「?」
とりあえずやってみたが、まったく全然楽にならん。

・・・今考えると、先生、それってラマーズ法。何か生まれちゃうよ。
未だにこの呼吸法が正しいかは分からないが、マラソンというとこの思い出が第一にあげられる。

ラソン大会のこしゃくな手とは・・・走りながら並んだ人を笑わせる。
要するに、抜かそうと思っている奴の呼吸を乱すのだ。
マシタは学校でも『まじめな人』で通っていたので、「まじめな人」がお馬鹿なことをするとたいして面白いことでなくても、ギャップでうけるのだよ。
スポーツマンシップどうのこうのではない、単位がかかっていたので申し訳ないけども、使わせていただいたこしゃくなて。(体育だけはほんとどうにかしたい感じだったので)
ただ、この手を使うと自爆することがあるので、笑いに耐性をつけておくことをおすすめする。
(あと、先生の前でやると、怒られる)

もう、マラソン大会なんて出ることもないだろうけど・・・。