ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

天井裏の猫

がさがさと音がしている

おぎゃあおぎゃあと鳴いている

またあいつかよと家主が叫ぶ

赤ん坊か猫か

おぎゃあおぎゃあと鳴いている

天井裏で鳴いている

耳をふさぎ床につく

おぎゃあおぎゃあはとまらない



萩原朔太郎の文庫を買ったので、ちょっとまね。
まねだから、今の気持ちじゃない。
たまには良いかな、そんな言葉も。