ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

蜘蛛日記リターンズ前回までとゲンクロウ今

蜘蛛日記とは…
虫嫌いの私が、ホームページ時代に虫嫌いを緩和するために、会社に住む蜘蛛たちに名前を付け観察しブログで連載化した蜘蛛の観察日記であるが、虫嫌いは相変わらずである。

蜘蛛日記前回までのあらすじ

ことの発端は会社の入り口ドア足下に小さなジョロウグモが巣を作っていたことに始まる。
虫が嫌いな私は駆除をあきらめ、少しでも虫になれるように、アナスタシアと命名し毎日観察していた。
しかしある日、母がアナスタシアの巣に気づきほうきで駆除してしまうが、アナスタシアは会社の南側の木に引っ越し、11月半ば彼女がどこかへ旅立つまで観察を続けた。
同時期に北側に、アナスタシアよりも大きいジョロウグモフランシスカを発見観察、アナスタシアと同時期にどこかへ。
ジョロウグモズがロシア系な名前なのは何となくそんな感じがしたからで深い意味はない。
会社トイレ内、足下壁の隙間には真っ黒なくもゲンクロウが住んでいる、そいつも9月から観察中である。ゲンクロウは源九郎義経の源九郎からいただいた。
義経好きである私の趣味だ。
して、12月。現在のゲンクロウ。
昨日奴は何を血迷ったのか、巣から飛び出てきた。
シャイでツンデレなゲンクロウについにデレ期がやってきたのかと思ったが、何か勘違いだったらしく素早い動きですぐに巣に戻って行った。
一瞬飼い主が家に帰ってきた犬を思い出し、かわいいとか思ってしまったが、触れない。近づけない。
やっぱりかわいくない。
半月ぶりに見かけたので、まだ生きていたのか、と安心した。

引き続き観察を続ける。