ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

花ちゃんのお墓参り

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早いものでもう2年。
もうすぐ3年になろうとしている。

私が産休に入ってすぐ、先週のことだ。
夫が不意に「花ちゃんのお墓参り行くかー」と言い出したので、行くことにした。
お墓がちょっと解りづらいところにあるのでなかなか一人では行こうと思わなかったのだ。
ナビにお墓の住所を入れて、いざ出発。
実家から行くとちょっと複雑だった道も、家から行くとかなり簡単だった。
約30分、夫と他愛ない話をしながらハンドルを握る。
お墓に到着。
あーーーーお供え物とお花とお線香買ってくるの忘れた。
まぁ、良いか。
花ちゃんだったらどうせ全部食べてしまう。
管理所の入り口には相変わらず猫がいる。
以前は狸もいたが管理所で聞いたら狸は皮膚病で不調らしい。
花ちゃんの入っている共同墓地に手を合わせる。

花ちゃんの後輩は杏ちゃんと言ってすごくおてんばで気のいいやつで甘えんぼのちょっとお馬鹿だよ。
さらに後輩が来月生まれるよ。

など、たくさん報告をした。

妊娠がわかる前何の予兆も無いころ、ばあちゃんと花ちゃんが一緒に夢に出た。
花ちゃんはうれしそうに私のところに駆け寄ってきた。
すごくすごくうれしそうだった。
手を合わせながらふと、思い出したのだ。

ただの偶然かもしれないけどね。

花ちゃんはいい子だった。
食いしん坊なのとちょっと犬のくせに猫っぽいところもあったけど。
いいパートナーだった。

花ちゃんの眠るところは静かで良いところだ。
まわりには里山体験教室とかハイキングコースとか子供を遊ばせられる場所もあるので、子供が大きくなったらいろいろ参加してみようと思う。
アスレチックして、野山を駆け回って、知らないことどんどん友達になってって昔は良くあったよね。
自分たちみたいに、そういうのを子供に体験してほしい。
どんぐり拾って、泥団子投げて…。
えへへ、母に言ったら怒られるかもだけど、山道結構歩いてしまった。
上ったり降りたり。
楽しかったけど、体がきつかったー。
お腹が重たいので、リュックお腹に抱えて上ってるみたい。
だんなについて上ったり降りたりしてたけど。
気分は良かった。