ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

2008-12-20から1日間の記事一覧

写真と詩について6

始まりの始まりは、中学2年の頃、幼なじみの撮った写真に詩を載っけさせてもらったことだった。 彼女の写真はとてもきれいで空の写真が多く、とても感動したので何枚かもらって、大学ノートに張り付けて言葉を載せた。 当時の私はこずかいが少なく使い捨てカ…

南天

冬枯れの中 真っ赤にみのる南天の実 白けた日差しに 色を落とす

春恋し

桜のベールから スポットライト くるくる舞う花びらを 手のひらでキャッチ 春恋し 冬は深まり また春が来る 空はかすみ 日差しは暖かく 春になると 冬が恋しい

柔らかい日差し

廃材置き場に降り注ぐ 柔らかい日差し 誰にも平等に訪れる 朝の優しさ

藤の花と十字架

蜂蜜のような甘い香りの中 公園のベンチに座りぼうっと空を眺めていた ある日曜の午後 この甘い香りを記憶に残したくて ベンチから見上げて撮った 蜂が飛び回る 藤の花と十字架のような藤棚の隙間を ある日曜の午後 今は春が恋しい はじめからも、さいごから…

曇夜の電信柱

ぼんやりと街の光を吸収した雲が、暗闇の中に電信柱を黒く浮かび上がらせていた夜の話でございます。 わたくしは夜中ふと、目を覚ましました。 どういう訳かなかなか眠りにつくことが出来ず、いっそ夜の散歩を楽しもうと決め込み外へ出かけました。 深夜の街…

59.グランドキャニオン:宇宙人とぼく

小学校最後の夏休み、僕ととーちゃんは商店街の福引きを当ててアメリカにきていた。 そして、ここは、アリゾナ州北部の大渓谷。しかも国立公園、長さ350辧⊃爾毅隠僑娃哀瓠璽肇襦ΑΑΔ修Δ世茵△海魁△匹Ωたって、グランドキャニオンなんだよ。 だけど、だけど…