ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

試し撮り

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フィルムを買いに行った。
「35ミリのフィルムください!」
↑ちょっと自信ありげ(笑)
「ここに並んでるの全部です」
(いつも買ってたフィルムやんけ!バカ!自分のバカ!)
なんて赤っ恥を乗り越え、作ったカメラの試し撮りをしに、公園へ。
坂の途中に公園があるため、上段と下段に公園が分かれているのだが、上段はちっこい男子女子が楽しそうにボール遊びをしていたので、下段でブランコと鉄棒を被写体に…。
うまくとれたかなぁ?
しばらくすると子供たちに囲まれる私。
「こんにちは、おねーちゃん、なにしてんの?」
「写真撮ってるの」
じーっと見つめるきらきらの目。
「なにとってるの?鉄棒とか?」
「鉄棒とブランコとったよ」
またきらきら。
うわぁ、やばい。貸してとか言い出しそうだ、このちっこい男子。
「とれたから、おねーちゃん帰るね」
「ばいばーい」
「ばいばい」
でも、挨拶のできるよいこだったなぁ。
いや、お母さん方と私、同じぐらいの年齢じゃね?
ああ゛ぁぁぁぁっ!なんか、ショック!
ちっこい男子にもてたってしょうがない。

チョッピリ落胆しながら、駐車場を横切ったとき、雲の隙間から光が漏れていた。
この現象を、「天使の梯子」と言うらしい。
中学の頃知ったのだが、それまでは、「UFOの光」と呼んでいた、甘酸っぱい思いで。