ひとりがたり

日常のもの・こと・妄想など

いきるちから

ばーちゃんに日曜日に一人でこそっと会いに行ったら、体調が思わしくなくて、手術後に高熱がでている。
ばーちゃんのしわしわでやらかい手を握ったら握り返してきた。
熱に浮かされて夢うつつ。
おでこをなでて、両手で左手を握りしめて「よくなったらうまいもん、喰いにいこ!」って声かけた瞬間、ばーちゃんでっかい声で返事した。
なんかうれしくなった。
このまま高熱が続いたら死んでしまうかもしれない状況でも「たべること」を忘れてない。
すぐにまた眠ってしまったけれど気持ちはちゃんと生きようとしてる。

母が言っていた「ばーはもう、体が病気に勝てないのかも…もしかしたら歩けないかもしれないけど、できるだけ一緒にいたい」
母は末っ子だからよけいに思うのかもしれない。
大人になってお嫁に行っても子供と親の絆は切れないんだと思った。

私にできることは行って手を握ること。
今度はしっかりと、ばーちゃんの「いきるちから」を後押しできるように。
熱が下がって目が開いて傷が治って話せるようになったら、抱きしめてキスしてまた抱きしめてお祝いしよう!
ばーちゃんの好きな甘いケーキを焼いて、おいしいものをたくさん用意して!
頑張れ、ばーちゃん!

ばーちゃんの入院、手術からどたばた仕事も忙しくてまだ外に撮りに行ってないけど、60?の単焦点マクロを中古で買いました。
私が新品を買って使うにはまだもったいない。
新品買うよゆーも無いしね(笑)
マクロ楽しいす。
犬の鼻とか、食べ物を撮ってよろこんでます。
冬がたのしみ!
氷と霜のパラダイスなんだぜー!

いきるちから

私のも分けてやる